金八データベース 3年B組金八先生・第7シリーズ
基本情報
タイトル |
3年B組金八先生 |
製作著作 |
TBS |
制作 |
TBSテレビ |
放送期間 |
2004年10月15日〜2005年3月25日 |
放送時間 |
金曜 22:00-22:54(金曜ドラマ) |
放送回数 |
22回 |
原作 |
小山内美江子 |
脚本 |
小山内美江子、清水 有生 |
プロデューサー |
柳井 満 |
演出 |
福澤 克雄、三城 真一、加藤 新 |
音楽 |
城之内ミサ |
主題歌 |
「初恋のいた場所」海援隊 |
放送形式 |
映像:HD/音声:ステレオ/字幕 |
公式サイト |
http://www.tbs.co.jp/kinpachi/series7/ ※2014年3月頃に閉鎖。現在はファイナルのサイトに転送される。 |
スポンサー |
コカ・コーラ、P&G、ボーダフォン、マツダ、味の素、FT資生堂 |
ソフト化 |
VIDEO:×/DVD:○(BOX販売あり) ※詳細はグッズ情報で |
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あらすじ
[第1話]金八(武田鉄矢)が教育委員会に異動して2年。桜中学では2年B組担任の花子先生(小西美帆)が小林先生(黒川恭佑)と結婚していて、3学期終了間近には子供を出産。予定よりも早かったため、和田教育長(長谷川哲夫)の要請で代理教師として金八が桜中学に戻ってきた。当初3月いっぱいまでの予定だったが、花子先生の産休期間が延び、金八は引き続き3年B組を担当することになる。全く言う事の聞かない生徒たちを相手に悪戦苦闘する金八。そして半年が過ぎた 10月、軽度の発達障害がある飯島弥生(岩田さゆり)が転校してきた。金八は学級委員の島健一郎(筒井万央)と杉田祥恵(渡辺有菜)だけに障害の事を説明する。一方、クラスではおとなしい生徒である丸山しゅう(八乙女光)は、母親(萩尾みどり)から虐待を受け続けていた。そんな折、桜中学を含む地域一帯で麻薬をめぐる問題が発生する…。
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キャスト
桜中学職員
役名(補足) |
出演者名 |
坂本 金八(国語) |
武田 鉄矢 |
小林 花子(家庭科) |
小西 美帆 |
小田切 誠(英語) |
深江 卓次 |
シルビア・マンデラ(A・E・T) |
マリエム・マサリ |
乾 友彦(数学) |
森田 順平 |
国井美代子(教頭) |
茅島 成美 |
北 尚明(社会) |
金田 明夫 |
遠藤 達也(理科) |
山崎銀之丞 |
本田 知美(養護) |
高畑 淳子 |
千田校長 |
木場 勝己 |
八木 宏美(音楽) |
城之内ミサ |
板橋 香奈(校長) |
木野 花 |
3年B組生徒
役名(補足) |
出演者名 |
江口 哲史 |
竹下 恭平 |
小野孝太郎 |
竹内 友哉 |
笠井 淳 |
上森 寛元 |
金丸 博明 |
府金 重哉 |
狩野伸太郎 |
濱田 岳 |
倉田 直明 |
今福 俊介 |
小塚 崇史 |
鮎川 太陽 |
島 健一郎 |
筒井 万央 |
鈴木康二郎 |
薮 宏太 |
園上 征幸 |
平 慶翔 |
高木 隼人 |
結城 洋平 |
富山 量太 |
千代 将太 |
中村真佐人 |
冨浦 智嗣 |
長坂 和晃 |
村上 雄太 |
丸山しゅう |
八乙女 光 |
麻田 玲子 |
福田 沙紀 |
安生 有希 |
五十嵐奈生 |
飯島 弥生 |
岩田さゆり |
稲葉 舞子 |
黒川 智花 |
大胡あすか |
清浦 夏実 |
小川 比呂 |
末広 ゆい |
小村 飛鳥 |
杉林 沙織 |
清水 信子 |
寺島 咲 |
杉田 祥恵 |
渡辺 有菜 |
田中奈穂佳 |
石田 未来 |
坪井 典子 |
上脇 結友 |
中木原智美 |
白石 知世 |
中澤 雄子 |
笹山 都築 |
西尾 浩美 |
郡司あやの |
姫野 麻子 |
加藤みづき |
そのほかの主な登場人物
役名(補足) |
出演者名 |
坂本 乙女 |
星野 真里[星野 真理] |
坂本 幸作 |
佐野 泰臣 |
大森巡査 |
鈴木 正幸 |
道政 利行 |
山木 正義 |
道政 明子 |
大川 明子[村野 仁美] |
青木 圭吾 |
加藤 隆之 |
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スタッフ
エトセトラ
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サブタイトル
- サブタイトルは新聞ラ・テ欄に掲載されたものを記載。
回数 |
放送日 |
サブタイトル |
演出 |
視聴率 |
第1回 |
2004.10/15 |
スタートスペシャル 史上最低の3B! |
福澤 克雄 |
17.9 |
第2回 |
10/22 |
3BVS.ヤヨの微笑 |
三城 真一 |
13.3 |
第3回 |
10/29 |
悪魔のささやき |
加藤 新 |
14.1 |
第4回 |
11/5 |
金八遂に大激怒! |
福澤 克雄 |
14.1 |
第5回 |
11/12 |
踊れ魂のソーラン |
福澤 克雄 |
10.9 |
第6回 |
11/19 |
からだという本 |
三城 真一 |
10.3 |
第7回 |
11/26 |
友情が芽生える時 |
加藤 新 |
12.0 |
第8回 |
12/3 |
しゅうの愛する父 |
福澤 克雄 |
12.3 |
第9回 |
12/10 |
しゅうの母の秘密 |
三城 真一 |
10.9 |
第10回 |
12/17 |
中3の父小6の母 |
加藤 新 |
12.9 |
第11回 |
2005.1/7 |
新年スペシャル 鶴本直・決断の旅立ち |
福澤 克雄 |
13.0 |
第12回 |
1/14 |
事件続発3B混乱 |
三城 真一 |
14.5 |
第13回 |
1/21 |
命とは何だろう…?金八先生、涙の授業 |
加藤 新 |
14.6 |
第14回 |
1/28 |
車掌がトラメガを捨てたワケ |
福澤 克雄 |
13.0 |
第15回 |
2/4 |
給食費未払い3年の両親 |
三城 真一 |
14.2 |
第16回 |
2/11 |
中3は巣立ちの時だぞ!! |
加藤 新 |
14.4 |
第17回 |
2/18 |
人命救助で入試に遅刻! |
三城 真一 |
13.5 |
第18回 |
2/25 |
しゅうに迫る悪魔の影 |
福澤 克雄 |
14.0 |
第19回 |
3/4 |
しゅう最後の日、最後の授業 |
福澤 克雄 |
15.7 |
第20回 |
3/11 |
裏切られても生徒を信じる |
三城 真一 |
15.9 |
第21回 |
3/18 |
揺れる金八、大揺れの3B |
加藤 新 |
16.1 |
最終回 |
3/25 |
涙の卒業式スペシャル さよなら桜中…涙のソーラン節!(*注) |
福澤 克雄 |
19.2 |
備考
- 放送時間拡大…第1,11回・21:00-22:54、最終回・20:00-22:48
- 放送時間変更…第2回・23:10-24:04(プロ野球日本シリーズ「西武×中日」中継延長のため)、第4回・22:30-23:24(イオンオールスターシリーズ2004日米野球「全日本×大リーグ」中継延長のため)
- 放送休止…12/24・「中居正広のキンスマ!波瀾万丈スペシャル!!」放送のため、12/31・「K-1プレミアム2004人類史上最強王決定戦Dynamite!!」放送のため
- (*注)最終回は「25年目の贈る言葉 3年B組金八先生〜涙の卒業式スペシャル」と題した拡大版(18:55-22:48)。上記リストの視聴率はドラマ本編(20:00-22:48)のものであり、前半(18:55-20:00)のダイジェストを含めた枠全体の視聴率は17.2%。ラ・テ欄に掲載されたサブタイトルは「30人揃って卒業する!!3Bの熱き想いは奇跡を呼ぶか?しゅうの審判…金八の覚悟!さよなら桜中…涙のソーラン節!」。CSの再放送では本放送の番組タイトルだった「25年目の贈る言葉」をサブタイトルとしている。
- 平均視聴率…14.5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)
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メモ
- 第6シリーズ以来、3年ぶりのシリーズ第7弾は放送開始から25年。今シリーズはメインターゲットである中高生のライフスタイルを考慮し、放送時間を木曜21時から金曜22時に枠移動した(ちなみに木曜21時は「渡る世間は鬼ばかり(7)」が4月から一年間の予定で放送中だった)。最終回は裏番組に「W杯サッカーアジア地区最終予選・日本×イラン」(22:22-24:40)などの話題性の高い番組があった事もあり、当初発表されていた2時間スペシャル(21:00-22:54)を拡大し、ダイジェストを含めた番組史上初の4時間スペシャル(18:55-22:48)を編成。ドラマ本編は20:00スタートとなり、シリーズとしては第2シリーズ最終回以来、24年ぶりに金曜8時にタイトルコールが流れた。
- 主要キャスト・スタッフは第6シリーズとほぼ同じメンバーでスタートしたが、シリーズ途中の2005年1月17日(月)、脚本の小山内美江子が降板し、清水有生に交代した事をTBSが発表。2004年2月に見つかった病気療養(本人はガンと公表)のため、本人からの申し入れを受け、ストーリー全体の目途がついた前半の第10話までで降板したというのがその理由。しかし、一部週刊誌では小山内と制作スタッフの何らかの確執による降板と報道された。この件の経緯については、小山内が降板後の2月に出版した「25年目の卒業 さようなら私の金八先生」(講談社)の中で触れており、交代に際しては引き継ぎの一切が考慮されず、異常なことであったと書き記している。また、バトンを受けた清水有生のブログの後日談では、プロデューサーから突然、後半の脚本を書くように言われ、引き受けた時点での台本のストックはゼロ。しかも収録1週間前で、後半のあらすじはまったく無しという状況であったのだという。そんな状況下で書き上げた第11話は、今シリーズの生徒ではなく、卒業生である鶴本直がメインの「第6シリーズスペシャル」とも言える内容だったことを思うと、これもまた異常な事態であったと言える。
- キャスト関係では千田校長役の木場勝己が、以前より決まっていた舞台出演のため、今シリーズ出演の一方で途中降板も決まっていた(民間校長のエピソードを盛り込んだキッカケでもある)。ドラマでは体調を崩し入院という設定になったが、校長の状況がその後一切描かれずに終わるという中途半端な形になってしまった。そのほかでは、第5シリーズで中野先生役を演じる予定だった平田満が、最終回に裁判長役で5年越しの出演を果たしている。
- 今シリーズの生徒オーディションの応募人数は、男子395名(前作より+43)、女子899名(同+36)の総勢1294名。第2シリーズ卒業生の息子がオーディションにきたという。生徒の役名は第5,6シリーズと同様、基本的に脚本家・小山内美江子が代表を務める「JHP・学校をつくる会」で、ボランティア活動している方々の名前を拝借し、名づけられた。一部の生徒の名前は文字を変えるなどの手が加えられている場合や、全くのオリジナルである可能性もある。
- 最終回当日の3月25日(金)、桜中学の舞台としてロケに使用(第1,5〜7シリーズ)されてきた「東京都足立区立第二中学校」が統廃合のため閉校した。それに先駆け、22日には「さよなら二中コンサート」が開かれ、海援隊や3Bの生徒が参加した。
- きれいな青空が広がる今シリーズのタイトルバックだが、実は本放送第1回の映像は曇り空であり、第2回の放送からCGで修正された青空の映像に切り替わった。再放送では第1回も修正された映像が使われている。
- 2005年1月28日(金)、番組25年の功績が称えられ「毎日芸術賞・特別賞」を受賞。2005年9月15日(木)、平成17年日本民間放送連盟賞・テレビドラマ番組部門優秀賞受賞(受賞対象・第18,19話)。
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データベース参考資料
- 3年B組金八先生(第7シリーズ) 本放送分
- 「25年目の卒業 さようなら私の金八先生」小山内美江子 著(講談社)
- 朝日新聞
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