「金八先生」が終了して早3年。ちょっと小耳に挟んだ噂の真偽を確かめるべく、約1年ぶりに訪れる2014年春の荒川土手。
その噂というのは「土手が舗装された」という事。言われてみれば確かに去年、土手を訪れた時に工事中の区間があったので、考えられる話です。
そんなわけで、ロケ地めぐり日和のとある休日。土手を訪れてみた所、そこは噂通り、よく撮影に使われていた場所ほぼ全域、きれいに舗装されていました。
うーん、思わず「なんということでしょう」とナレーションを入れたくなる変貌ぶり。登下校や大森巡査が自転車で巡回するにはそりゃ快適な道になりましたけれど、なんとも味気ない場所になってしまったじゃありませんか。
無論、周辺の街並みは時代と共に移り変わってきましたが、土手そのものがこういう形に変わるとは。なにしろこの土手は「金八先生」の象徴的な場所ですし、ドラマを構成する上での最重要ロケーションでしたからね。舗装されただけの事とはいえ、金八ファンからしてみればこれは「姉さん、事件です」(古い)
もっとも、ドラマが終わった今、そんな事はもう関係ないといえばそうなのですが、ドラマが続いていたなら、きっと多くの人がこの変化に違和感を覚えた事でしょう。長年見慣れていた景色が変わってしまったのは、寂しい限りです。何も知らずに土手を訪れた方は、驚かれたんじゃないでしょうか。
というわけで、誠に残念ではありますが、今回の工事は堤防強化の一環のようですし、これも時代の流れということで、致し方なし。変貌した土手の様子は、以下の写真をご覧ください。なお、きんぱちぃ散歩では変貌前の様子をご覧いただけます。(後日、変貌後の写真も反映させる予定です)